古今亭菊六さんの落語を聞く(築地にて)2008.7.11【金】

2度目の菊六落語、相変わらず活舌良く、表情豊か♪前回より数段腕をあげたような(偉そうにも)そんな風に感じた私です。
演目は「四段目(蔵丁稚)」と「転宅」でした。
「四段目(蔵丁稚)」・・・
芝居好きな丁稚の定吉に堪忍袋の緒が切れた旦那さん。今日こそは小言をいってしかろうと思っていたところに、定吉が帰宅。
叱る旦那、いい訳をする定吉定吉の言い訳が面白いんですw]
それに怒った旦那は容赦なく定吉を蔵の中に閉じ込めてしましました。
暗い蔵の仲が苦手な定吉。早速、今日見てきた歌舞伎演目を一人で演じていきます。そして・・・
(このあたり、何役もこなす菊六さんの上達ぶりが感じられます)
「転宅」・・・
訪ねてきていた旦那を送りに出たお妾さん
家が留守なことを見てとった男が泥棒に入ります。。。お目当ては、旦那さんが置いて行ったお金
残り物の酒を飲み、御馳走を食べる泥棒→菊六さん、食べたり、呑んだりの所作が上手!上手
食べている最中に帰ってきたお妾さん。ここからの二人の会話がおもしろいんですね。
気丈に見えても泥棒は怖い。何だかんだと泥棒を待ち上げて色仕掛け。
いい気になった泥棒は「泊っていく」、「夫婦になろう」と・・・・(笑)
お妾さんも「嬉しいわぁ〜」と「でも、今夜は帰って頂戴。盗ったお金も十円札だけは置いて行って」と甘えてみせます。
「そうかそうか、じゃ、明日、また来るからね」と泥棒はいったん帰り、翌日早くから女を訪ねます。
しかし、その家は・・・・

芝居好きなお茶目な定吉、口うるさい旦那、間抜けな泥棒、粋の良いお妾さんを見事に演じ切る菊六さん!
本当に、これからが楽しみです。友人と「真打ち披露」にはぜひ行こうね!と約束しています。