落語家『古今亭菊六さん』〜最高の店!Au gout du jour

hiya-folks2008-04-13

築地市場にあるパレットクラブ古今亭菊六さんの高座を拝見してきました。
菊六さんは現在二つ目。若くて、表情が豊かで、江戸弁が気持ちよくて、品があって・・・・などなど
とっても素敵な噺家さんでした。

演目は『太鼓腹』と『天狗裁き
どちらも枕から自然に本編に入り、気持ち良く聞くことができました。上手!!!!!!
『太鼓腹』
ある若旦那、なぜか鍼にこり始め、畳や枕、猫に鍼を打っているが面白くない。やはり人間に打ってみたいと思うようになり、幇間の一八をお座敷に呼び出す。何も知らない一八は喜んでやってくると若旦那や料亭の女将にヨイショしまくる。「若旦那のためなら命はいりません。たとえ火の中、水の中」と調子がいい一八。若旦那が鍼を打たせろと切り出すと、一八の態度が豹変、逃げだそうとするが、鍼一本につき羽織一枚金十円がつくと聞き、あきらめて鍼を打たせることになる。若旦那は意気揚々と鍼を持ち出すと、一八の腹めがけて・・・。
天狗裁き
気持ち良さそうな様子で寝ていた熊さん。女房はどんな夢を見ていたのかを聞くが、夢を見た見ないで夫婦喧嘩になってしまう。家主や奉行までもがその夢を聞きたがるが、見ていないと言い張る熊さん。最後の最後に高尾の大天狗が登場するが・・。

太鼓持ちの一八さんが御座敷の障子を開ける前の表情(いやだな〜)と障子をあけて若旦那を「よいしょ!」する場面
熊さんの女房の表情豊かさ。。。絶品でした!

大好きなHatenaブログ原田治ノート』で紹介されていましたイベントです。
何と、治さんにもお会いすることができました。とっても優しそうで上品な紳士でしたよ。

一緒に行った友人たちも大変気に入った様子。よかった!(^^)V
次回は7月11日7時からだそうです。