15日(土)に小学校時代の恩師を囲んでの同窓会がありました。
久しぶりに会う先生、友人たち。何だか、朝からドキドキでした。
やはり先生はお年をめしていましたが、相変わらずの鋭い眼光「僕は君の事を何でもお見通しだよ」と言っているようです。
小学校1年生の時の絵日記
亀村先生(亀せん)国語、特に日記の世界ではとっても有名な先生です。
亀せんは、いつも丁寧に私たちの日記に赤ペンを入れてくださいました。
「ここはダメ!」という添削赤ペンではなく、「この表現がいい」「そういう考え方はいい」「いいところに気がついたね」という赤ペンです。
私たちは、ほとんど毎日日記を書き、先生のコメントを楽しみにしました。そんな日記は製本されて、今でも大切にしまってあります。
何だか、もう1度見てみたくなりました(^^)

久しぶりに会う友人たち。抱き合って喜び合いました。
姿形は変わっていても話し方やしぐさが変わらないという友人。よく観察すると確かにそうです。
30秒挨拶では近況を簡単に報告するはずが、みんなが亀せんとの思い出話や感謝の気持ちを語りたいので長くなってしまいます。
50人ほどの出席者でしたから幹事さんはドキドキ状態。一生懸命、手をまわして「まきまき」と言っていますが、みなお構いなしでしたw

最後に先生からみんなへ心のこもったメッセージをいただきました。

「五十にして天命を知る。もうすぐ、君たちは50歳」楽しみだね。
私は「六十にして耳順(したが)う」を過ぎ
「七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず」も過ぎ、もう81歳
あとは死神を待つだけ。などと相変わらずの毒舌も交えながらのお話。

間違ったことは許さない、たとえ教師でも自分が間違っていたら頭を下げる。
いつも「人の立場になって考えろ!やさしくあれ!」と言い続けた先生。
忘れかけていた大切なことを思い出させてくれてありがとうございます。

先生お得意のアコーディオン演奏で歌も歌いました♪(ふるさと、鉄道唱歌、校歌)
(何と、先生のアコーディオンに感化された友人は、保育園の先生になり、自分もアコーディオン演奏で園児と歌を歌ってると。いいですね〜)
大好きな亀せんにいつまでも長生きをしていただきたいと思った心楽し同窓会でした。
(あれあれ!「生きるのも大変なんだ!簡単に長生きしろなんていうな!」と、可愛い毒舌が聞こえてきそうです)