さて、先日、世田谷美術館
現在『オルセー美術館展〜パリのアール・ヌーヴォー 19世紀末の華麗な技と工芸』が催されています。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

大好きなラリックの「はなうどの髪留め」
「芥子の花のピン」そして、染められた紙に描かれたデザイン画も素晴らしいものでした。(家に飾りたいわ♪)
その前のベンチでどのくらいの時間を過ごしたでしょう・・・・しあわせでした!  

ラリックのほかにも素晴らしい作品がたくさんありました。
展示はテーマに分かれてて「サロン」「ダイニング・ルーム」「書斎」
「エクトル・ギマール」
パリで彼のデザインした地下鉄の入り口飾り巡りをしたいです!)
「貴婦人の部屋」
ゲランのルール・ブルー(蒼の時)が香るコーナーには、ガレの婦人用机(象嵌が素晴らしい)、ラリックのアクセサリー、ジョルジュ・バスタールの扇子(近くで見るより、少し離れてみるともっと美しい・・・虹色に輝く孔雀や麦の穂。それを持ちほほ笑む貴婦人がそこに佇む姿を想像します!

この時代、家庭は男性にとって癒しの場所。装飾された家も男性のため。そして、女性も装飾の一部だったとか・・・・サロンで政治、文化、経済、芸術の話に花を咲かせ、その傍らに美しい貴婦人・・・

さて、続いて「サラ・ベルナール」彼女の使っていた肘掛椅子の豪華さといったら・・・

「パリの高級産業」七宝、陶芸、金工も紹介されています。
エルネスト・シャブレの花瓶…何とも言えないいい色でした。

11月29日までの開催です。