上野 東京都美術館で開催中の『日本の美術館名品展』〜7月5日まで
この展示がすごく良い!という情報を得て、大好きな上野に行ってまいりました。
日本全国の100の公立美術館から集められた選りすぐりの作品ばかりだそうです。

お勧めは小磯良平の「着物の女」でした。

何とも言えない緑の壁の前に置かれたレトロな織のソファーに座る女性は
何とも言えない光沢のある大胆な着物をゆったりと着て、力強い眼差しで
何かを見つめておりました。
「気の利いた顔」
もしかしたら、夜は白塗りで、どこかのお座敷呼ばれるのか?
いろいろ想像して楽しい時間♪

エゴン・シーレルノワールシャガールピカソ・・・外国の作者から
日本の作者まで

小茂田青樹の「秋意」の薄墨の満月も美しかったし、橋本平八の木彫りもほほえましく可愛らしかったです。

私のお目当ては藤田嗣治の裸婦像「私の夢」
しばらく、絵の前でボーっとしてしまいました。


これは、以前「レオナール・フジタ展」で出会った裸婦像
美しい乳白色の肌に触れてみたくなりますね。
レオナール・フジタ展 −よみがえる幻の壁画たち展 〜は現在、横浜そごうの美術館で開催中のようです。
また、会いに行きたくなりました。