松竹シネマ歌舞伎 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』

あらすじ
時は幕末、開港まもない横浜の遊郭「岩亀楼(がんきろう)」で、ひとりの遊女が自ら命を絶ちます。おりから吹き荒れる尊王攘夷の嵐の中、「攘夷女郎」の伝説にいやおうな一役買っていくお園 …。
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/america/index.html
有吉佐和子原作なので、命を絶った亀遊さん、お座敷芸者のお園の心情が痛いほど伝わってきます。流石、すさまじい女を描かせたら右に出るものはいない(かな?)
玉三郎の演技は迫力満点!
岩亀楼主人勘三郎もいいです。勘三郎が出てくるとパッと舞台が明るくなります。オーラでしょうか。
玉三郎のお園と遊格主人の勘三郎の掛け合いは「間」も「息」もぴったり!

豪華キャストや面白い脚本・・・笑いどころもたくさんあります。