外苑前→六本木→目黒 うん!最高&手作りチーズパイ

hiya-folks2008-04-29

GWを楽しもうと心に決めた私。この間に、見たいものを堪能するつもりです。
写真は初めて作ってみた『チーズパイ』ちょっと失敗でしたが、これからまた、どんどん挑戦しちゃいます。
上手にできたら、誰かに食べてもらいたいです!

原宿に用があり、久しぶりの銀座線!用がお昼に終わったので「そうだ!」美味しいものを食べようと、外苑前のレストランに行きましたがあいにく入れず、そうだ!香咲でホットケーキを食べようと入ったら「まだ、作るものが来ていませんので・・・」と優しいそうな男子スタッフに言われ、ガク〜〜〜〜〜。
ロイヤルミルクティーを注文しのんびりしていたら、スタッフ登場!
しかし・・・ホットケーキは今から種を仕込むので時間がかかる、スコーンならOKと言うことで、スコーンを注文しました。これも、ちょっと変わっていて美味しかったです。他のお店や、私の作るスコーンより生地がしっとりしていましたよ。
(バター不足はここにも影響を!今はバターが2枚から1枚に)

お腹が少し落ち着いた私は六本木 東京ミッドタウン サントリー美術館
ガレとジャポニスム』を見るためです。
サントリー美術館は、各コーナーごとに面白いテーマを決めてくれているので、大変見やすい美術館です。
今回は・・・
1)コラージュされた日本美術〜ジャポニスム全盛の時代
2)身を潜めた日本美術〜西洋的な表現との融合 触れて愛でる感覚
3)透した日本の心〜自然への自然、もののあわれ
4)ガレと「蜻蛉」
の4コーナーに分かれていました。

この日、私の心動かした作品は、黒ガラスを使ったものが多かったです。
触れて愛でる『アモルは黒い蝶を追う』
悲しみの器と言われている『花器 蜻蛉』『脚付杯 虫』

自然モチーフのグラデーションが美しい『台付花器 おだまき』も美しかったです。

一人で鑑賞しているとグループできている方々の会話を聞くのも楽しみの一つです。

これ又、グラデーションが見事な『花器 蛾と昼顔』を鑑賞中、母子の会話が
「これ、蛾がいないほうがいい!私、蛾は大嫌い!」とお母様。素直な意見と微笑ましくなりました。

若い女の子のグループはデザインがを見ている時
「この花、こんな風に書くなんて。日本人じゃこうは書かないな!やっぱり、持っているフィルターが違うんだね」とフムフムなるほど、そうやって色々鑑賞するのも面白のね。

そして、今回、特に気に入ったのが ガレデザインの象嵌家具
蜻蛉が支柱、水辺の草花が象嵌で組み込まれている「段違い棚 蜻蛉」は喉から手が出てしまうほどの一品でした。

エミール・ガレを堪能した私はお腹がまた空いて、ミッドタウンの地下にある「平田牧場」の前でとんかつを食べようか?それとも、隣の「鈴波」で西京漬け定食を食べようか?さんざん迷いましたが、早く、次の目的地へ行こうと決め、泣く泣くあきらめました(次回は絶対食べる!)

目黒「東京都庭園美術館」へ向かう途中で「利庵」で卵焼きとせいろをさっくりいただき幸せ。

庭園美術館では「オールドノリタケと懐かしい洋食器」が6月15日まで開催されています。食器好きなもので堪能したしました。

知らなかった絵付けの方法も丁寧に紹介されていて興味深かったですし、日本的な松や菊をあしらった洋食器も私には新鮮でした。
(ぼかし、盛り上げ、モールド、金盛り、ビーディングなどなど)


日本の洋食器産業の発達ぶりも丁寧も説明されていますし、私の好きな英国ミッドセンチュリーの食器との共通性も感じられ興味深かったですよ。

西洋は日本の美を取り入れた「ジャポニスム」を
そして、日本は西洋のアールヌーヴォーやアールデコを取り入れました。

何となく、西洋、日本を旅したような、まるでガレが自分を「母国と日本を飛び交う蜻蛉」と評したように、私もそんな気分になった一日でした。