ヴィーナスの肌色＆若林ケンさん♪＆スージーのブルーオーキッド

昨日も今日も雨！
雨が好きな私はちょっと嬉しいです。（今の季節は特に、花粉症なのでｗ）
昨日は友人と上野へ。なんと、美術館のハシゴをいたしました。

最初は東京都美術館で開催中の『ルーブル美術館展』http://www.asahi.com/louvre08/
ルイ15世からルイ16世時代・・・特に美しいものを愛したポンパドゥール夫人やマリーアントワネットが実際に使った調度品や装身具が数多く展示されています。
細かい細工を施した「嗅ぎ煙草入れ」や象嵌の家具に目を引かれましたが、1番興味を持ったのがマリーアントワネットの「旅行用携帯品入れ」すべてに「ＭＡ」のマークが施され丁寧に作られたものばかりです。
　　　　　　　　　　　　　

マリーアントワネットはパリから逃げる前に、同じ品物を秘密に作らせていたらしいのですが間に合わなかったとか？
皆既は4月６日（日）までなので興味のある方は早くお出かけ下さいね。
（昨日は６５歳以上の都民？は無料だったらしく会場は大混雑で、ちょっと「ふっ〜」でしたｗ）

次は西洋美術館へ・・・閉館間際でしたので、こちらではゆったり鑑賞っできました(^^)
今、こちらではイタリアのウフィツィ美術館から「ウルビーノのヴィーナス」は初来日しています。
『ウルビーノのヴィーナス』http://www.venus2008.jp/index.html
大好きなブログ「原田治ノート」に『ティツィアーノの描いた肌色のみを無心に見続けて、それを「右脳」で感じていらっしゃい』と・・・
　　
絵画は詳しくないのですが、本当にティツィアーノの描いた肌色はみずみずしく、生き生きし体温やしっとり感が感じられます。しっかり右脳で楽しみました。
また、ベッドに敷かれているシーツや赤いカバーにうっとり・・・思ったより大きい絵で見ごたえ十分です。

「ウルビーノのヴィーナス」と対照的なミケランジェロの下絵に基づくポルトモトの「ヴィーナスとキューピット」
寄せ合うヴィーナスとキューピットの顔がいいのです。崇高な愛と堕落を招く愛を象徴する仮面、なんとも不思議な世界で心ひき寄せられました。